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もう既にもっているのに「あれが欲しい!」って思ったら、読んでみたらいい本5冊と考えること2つです

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あーあ 欲しいものたくさんあるのに、お母さん ダメ!って言うんだよな・・

友達みんなもってるし、最新機種だから絶対ほしいのに・・

 

子どもあるあるですね(笑) もっとも大人もか・・・

 

 

何かと新しいものがすぐ発売されるから同じようなものを持っているのに欲しくなっちゃいますよね。

 

大人だったらお金にものをいわせて(?)買うこともできるけど、お小遣いの少ないこどもにはとても無理でしょう。

 

 

そこで、今回は「何かモノを欲しくなったら読んでみたらいい本と考えたらいいこと」を教えちゃいます♪

 

何か欲しくなったら読む本
  • 肉をくわえた犬
  • ちびくろさんぼ
  • アリババと40人のとうぞく
  • 透明人間
  • 福に憑かれた男
この本を読むとこんなことが分かった!
何か欲しくなったら考えてみること
  • 欲張るとろくな目にあわない
  • どうしてそれが欲しいの?

欲張るとろくな目にあわない

肉をくわえた犬

『肉をくわえた犬』

肉をくわえた犬が橋の上を歩いていました。

ふと橋の下をのぞくと、犬が肉をくわえているのが見えました。

犬は自分のくわえている肉より大きそうだと思い、あの肉も奪ってやれと「ワンワン!」と吠えました。

すると、くわえていた肉を落としてしまい、肉は川の中へ落ちてしまいました。

橋の下にいた肉をくわえた犬は、川に映った自分自身の姿だったのでした。

もうお分かりですね?

 

自分の持っているものだけで満足せずに、さらに他人のもっているものまで奪おうとすると自分のもっているものまで失くしてしまいます。

 

友達がもっているものはうらやましく見えるものです。

でもそれは友達もそう思っているかもしれませんよ。

 

今あなたがもっているものは、とても素敵なものですよ♪

 

ではもう一つ、自分に必要のないものまで欲しがるとどうなるかというお話です。

ちびくろさんぼ

『ちびくろさんぼ』

ちびくろさんぼがジャングルへ散歩に出かけると、トラが次々と現れました。

「お前を食べる代わりに着ているものを俺たちによこせ」とちびくろさんぼの着ていた洋服や靴、傘をうばってしまいました。

でも、誰がいちばんかっこいいか言い争っているうちにトラたちは体が溶けてバターになってしまいました。


トラたちはちびくろさんぼから奪った洋服を次々に着ていきました。

あるトラは上着を、違うトラはズボンを、もう一頭のトラは靴を、最後のトラは傘を身につけました。

 

しかし、洋服とズボンはまだいいとして、靴は2つしかないので4本足のトラには足りません。

そこでトラは耳に靴をひっかけることにしました。

 

傘をもらったトラも手でもてないので、しっぽに傘を結んでもらいました。

 

 

さてここで考えてみましょう。

人間にとって洋服やズボンや靴は必要ですよね。

傘だって雨が降ればないと体が濡れてしまいます。

 

ところが虎にとってそれらは必要でしょうか?

野生の虎は元々服を着ていないうえに雨が降っても木の下に隠れることができるし、第一しっぽに傘をゆわえたままでは歩きにくいでしょう。

 

靴だって4本足なのに欲しがるから結局耳にかけるしかなく、これでは聞こえにくそうですよね。

 

 

これでは「宝の持ち腐れ」ですね。

宝の持ち腐れ(たからのもちぐされ)

役に立つものを持っていても、使い方を知らないためにうまく使えないこと

本来は役に立つものなのに、人によってはまったく役にたたないもの

トラたちは必要のないものまで欲しがったあげく、誰がいちばんかっこいいかでけんかをして、体が溶けてバターになってしまいます。

このトラがバターになるシーンはとても面白いので、ぜひ本を読んでみてね!

「あれが欲しい」「これが欲しい」と自分に必要ではないものまで欲しがって自分を良く見せようとすると、それが自分にとって必要なのかどうかまで判断できなくなります。

お金がある大人でも、新しいものをどんどん欲しがって買っていくと、お金がなくなって貧乏になってしまいます!

じゃあ、お金は?お金ならいくらあってもいいんじゃない?

 

では、お金を欲しがり過ぎるとどうなったかというお話を紹介しましょう。

アリババと40人のとうぞく

アリババと40人のとうぞく

アリババはとうぞくたちが奪った宝を隠してある岩穴へ入る魔法の言葉を偶然聞いてしまいます。

とうぞくたちがいない時にアリババは岩穴に入り宝を盗んでいきますが、宝はとてもたくさんあるのでとうぞくたちは盗まれたことに気がつきませんでした。

でも、アリババが何回も宝を盗んでいくとさすがにとうぞくたちも気がついて、アリババの家に宝を奪い返しに行きます。

宝を盗んだアリババも悪いのですが、もともとはとうぞくがどこからか盗んできたものです。

アリババが何回も盗んでも気がつかないくらいたくさん宝があるのに、「もっと欲しいもっと欲しい」とアリババに盗まれた宝を取り返しに行きます。

すると、頭のいい女の人がアリババの家にはいてとうぞくたちは全員殺されてしまうのです。

 

今ある宝に満足しなくて欲をかいたばかりに殺されてしまいました。

 

お金は確かに生きるために必要なものですが、使えないくらいたくさん持っていてもしょうがないものです。

 

こういうお金をたくさん欲しがってため込む人のことを守銭奴(しゅせんふど)って言うんだよ!

 

むしろお金をたくさん稼ごうと悪いことをして人を傷つけたり、友達と仲が悪くなったり、もしくは泥棒にお金を狙われたり危険なことに巻き込まれたりします。

 

一人ぼっちの人生はいくらお金があってもさびしいね

 

ではもう一つ、欲張りすぎるとどうなるか・・・・

透明人間

『透明人間』

科学者のグリフィンは透明人間になれる薬を発明しました。

姿が見えなければ、悪いことをしてもばれないしどこでも入り放題だといいことばかり考えていましたが・・・

透明人間になることは実際にはできませんが、なれたらいいなあとは誰もが思うでしょう。

何しろ姿が見えないんだから学校でいたずらしたりテストもカンニングし放題♪

 

なんて甘いことばかり考えているとひどい目にあいますよ!

このお話では透明人間は

  • 真冬でも裸で外を歩かなくてはいけない
  • 車も人もよけてくれないから、すぐぶつかってしまい足を踏まれたりする
  • 人前で食事ができない
  • 犬はにおいで気づかれるのですぐ吠えられる

と散々な目にあい「透明人間になんてなるんじゃなかった!実にばかばかしい!」と叫んでいます。

これだって、見える姿に満足せずに透明になろうと欲ばった結果ではないでしょうか?

 

 

じゃあ、新しいものを欲しがるなってこと?やっぱりみんなもってるものとか欲しいじゃん!

 

そういう時に考えてみるといいことはこれです!

どうしてそれが欲しいの?

福に憑かれた男

『福に憑かれた男』

つぶれそうな本屋の店主、松尾秀三に「福の神」がとりつきました。

福の神は誰にでもとりつくわけはなく、3つの条件がありました。

そして福の神は秀三の運命を変える人を店に呼び寄せます。

 

考えなければならないのは、どうやって自分の欲しいものを手に入れるかではない。
どうしてそれを手に入れなければならないのかである

この作品の中で出てくる言葉です。

お金でもモノでも、欲しいものを手に入れてもそれ以上持っている人はたくさんいます。

とりあえず「みんなもっているから」とか「新発売だから」という理由で手に入れても、次に新しいものが出たら欲しくなりますよね。

 

スマホなんて十分使えるのに、新しいスマホが出たらみんな並んで買っています。

 

 

だからとりあえず持っていたいというだけでは、手に入れても満足できずに次の不安がおそってきます。

ここで覚えていてほしいのは、”どうやって手にいれるかではなく、どうして手にいれなくてはいけないのか” です!

「どうしても〇〇をしたいから、××が必要である」という確信をもつことです。

 

「どうしてもそれが欲しいんだ!」

その理由は「●●だから!」

 

この●●に入る理由でお父さんお母さんを説得できることを考えてください。

「それほんとに今じゃなきゃだめなの?」
「今もっているのも同じようなものはない?」
「それを持っているとあなたにどんないいことがあるの?」

 

ちゃんと答えられますか?

 

説得できないようなら、それは今のあなたには必要ないものです。

 

分かったような分からないような・・・でもちょっとわかった気がする!

 

それくらいでいいんです!

まずは「自分で考えてみる」というのがいちばん大切なので♪

 

それは今日のおさらいです。

今日のおさらい♪

何か欲しくなったら読む本
  • 肉をくわえた犬
  • ちびくろさんぼ
  • アリババと40人のとうぞく
  • 透明人間
  • 福に憑かれた男
この本を読むとこんなことが分かった!
何か欲しくなったら考えてみること
  • 欲張るとろくな目にあわない
  • どうしてそれが欲しいの?

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