魔法使いになれば色んな魔法を使えて楽しいし、宿題も魔法でチョイチョイってできるし!
でも、こんなこと言うとみんなから馬鹿にされるし、先生から怒られるし、魔法使いになるなんて無理なんだろうなあ・・・・
魔法が使えればどれだけ楽しい世の中になるんでしょう♪

多くの人が魔法使いに憧れているのに、なぜか「魔法使い」になりたいというとみんな笑いますよね。
ユーチューバーなんてつい最近できた仕事なのに今じゃ「小学生がなりたい職業」No1ですからね。

今は笑われていてもそのうち「魔法使い」がNo1になる日も来るんじゃないでしょうか?
だから、魔法使いになりたいという夢をあきらめずにずっと思い続けていてほしいんです。
でもどんな夢もそうですが、ただ思い続けているだけでは夢はかないません。
夢を叶える人はこんなことを必ずしてきたのです。
- 必ず夢は叶うと信じてあきらめない
- 夢を叶える方法をたくさん探してみる
- その方法を実際にやってみる
プロ野球選手になりたいなら、野球の練習をしないとプロ野球選手にはなれません。

魔法使いになるのも同じで、どのようにしたら魔女になれるのかを考えてみることから始まります。
そこで今日は「魔法使いになれるヒント」がある本を紹介してみます。
とは言ってもハリーポッターみたいな呪文が書いてあって唱えれば魔法が使えるというような本ではないので注意してくださいね。

- 魔女・モナの物語
- 西の魔女が死んだ
- わたしのママはまほうつかい
- オズの魔法使い
- なれると信じ抜く
- 自分に勝つ
- 親になる
- 演じてみる


なれると信じ抜く
魔女・モナの物語
魔女・モナの物語―The Story of Witch MONA (1) (The Story of Witch MONA 1)
小さい頃からずっと魔女志望を貫く中学3年生のモナはずっと「魔女」になりたいと思い続けていましたが、どのようになるのか分かりません。
思いつくかぎりを調べて、不意に金魚鉢の前で「どうやったら魔女になれると思う?」とつぶやいたとき、突然金魚がしゃべりだして、モナの魔女修行が始まりました。
モナは小さい頃からずっと魔女になりたくて中3の進路希望にも「魔女」と書いたくらいです。
もちろん先生には「真面目に書け」と怒られて、周りの友達にも馬鹿にされました。
けれどモナは魔女になることをあきらめませんでした。

なぜならモナの夢を応援してくれる人がいたからです。
モナのお母さんは「魔女になる」というモナの夢をずっと応援してくれて先生にもこう言ってくれました。
前の担任だったフミア先生は他の先生とは違い頭ごなしにモナの夢を反対はしませんでしたが、学校の先生らしくモナに注意してくれました。
モナのちょっと気になる男子カガミくんは他の生徒たちが馬鹿にする中、一人だけモナの夢を応援してくれました。
そして、魔女になれるかもしれない方法をインターネットで探してくれました。
みんなの応援を励みにモナは「魔女になれる方法」を一生懸命探してみました。
二晩かかって魔女になれそうな名前を電話帳で探しました。
新聞の広告欄に「魔女になりたい人求む」などの広告がないか丁寧に探しました。
でもそれでも見つかりません。
そしてふと金魚鉢の前で「どうやったら魔女になれるんだろ」とつぶやいたら、金魚がしゃべり始めたのです。
ここからモナの魔女になる旅が始まりました。

ここから先はワクワクしながら本を読んでもらうとして、モナはどんなことがあっても「魔女になる」ことをあきらめませんでした。
だからこそ、奇跡が起きたのです。
自分に勝つ
西の魔女が死んだ
中学1年生のまいは学校に行けなくなって、しばらく田舎のおばあちゃんの家に住むことになりました。
まいのおばあちゃんはアメリカ人の一人暮らしで、「魔女」と呼ばれています。
まいはおばあちゃんから‟魔女”になる方法を教えてもらいますが、それは「自分で決める意志の力」でした。
まいはおばあちゃんから魔女になる方法を教えてもらいました。
魔女になるために大切な力とは3つです。
- 意志の力
- 自分で決める力
- 自分で決めたことをやり遂げる力

「なーんだ こんなことか」と思わないでくださいね。
この「自分に勝つ力」をつけるのはかなり大変なことなんですよ。
人間はいつでも楽をしたいと思っている生きものなので、ちょっと気を抜いたらどんどん楽な方に行ってしまいます。
夏休みの生活を思い出したら分かるでしょう。

そして、そんな楽な方向に導いてくれるのが「他人任せ」です。
お母さんが、友達が、先生が言ってたからやってみた。
だからうまくいかなくても「言った人のせいで、自分のせいじゃないもんね」と逃げられることができます。
こんな「他人任せ」にしないで「自分に勝つ力」を身につけることが魔法使いになれる第一歩です。
- まずはやりたいことをやろうと決心する「意志の力」をつけてください。
- そして、どのようにやっていくのかを決めるのが「自分で決める力」です。
- 最後に決めたことをさぼらずにやっていくのが「決めたことをやり遂げる力」です。
まいはおばあちゃんの家で規則正しい生活を送ることを自分で決めました。
そして、規則正しい生活を送るために「一日の予定」を作ってその通りに生活するようにしました。

初めは朝起きられなかったり不自由さを感じたりしましたが、自分で決めたことをやり遂げていると時間をとても大切に使えるようになってなんだか幸せな気がしてきました。
親になる
わたしのママはまほうつかい
私のママはまほうつかい。
私が怖い夢を見ると、怪獣を追い出してくれるの
内緒話はみんな分かっちゃう
ママが歌うとちょうちょが聞きにやってくるの
あなたのママもまほうつかいかな
子どもからしたら親はみんな魔法使いなのかもしれません。

- 隠していることはすぐ分かっちゃうし
- 怖い夢を見て起きればすぐ飛んできて怖いオバケを追い出してくれるし
- 怪我して泣いていても魔法の呪文で痛くなるし
- 毎日おいしいものを作ってくれるし
- 絵本を読めばどこへでも連れて行ってくれるし
もしかしたら子育ては魔法使い修行のひとつなのかもしれませんね。

演じてみる
オズの魔法使い
アメリカのカンサスに住む少女、ドロシーは竜巻に魔女の国まで吹き飛ばされてしまいました。
ワラのかかし、ブリキの木こり、勇気のないライオンと一緒に旅をして魔法使い「オズ」に会いにいきます。
『オズの魔法使い』には何人かの魔女や魔法使いが出てきますが、一番の大魔法使いはタイトルにもなっている”オズ”です。
オズの名まえは国中に届いていて、国中の人々に尊敬されて恐れられています。
なにしろオズの魔法は姿形を自由に変えられて、どんな願いもかなえてくれるのですから。
ドロシーたちはそれぞれの願いを叶えてもらいにはるばる旅をしてエメラルドの都までオズに会いにきたのです。

オズの魔法はやはりうわさどおりでした。
- ドロシーが会ったオズは「大きな顔」
- かかしが会ったのは「緑のシルクのドレスを着た美女」
- ブリキのきこりが会ったのは「5つの手足と目玉のある巨大な獣」
- ライオンが会ったのは「火の玉」
こんな大魔法使いなら必ず願いを叶えてくれると、ドロシーたちはきワクワクして期待していたのですが、実はオズは「ただの人間」だったのです。
国中の人が恐れていたオズの魔法は手品、大道具や照明の効果、腹話術などのいってみれば”お芝居”でした。

ドロシーたちはオズを「サギ師」と非難しますが、オズにもしょうがない事情があったのです。
気球乗りだったオズは気球でたまたまエメラルドの都に着陸しました。
すると空から現れたオズにエメラルドの都の人々は魔法使いだと思い込んでしまったのです。
そしてこの国には4人の魔女がいて、北と南の国の魔女は良い魔女ですが、東と西の魔女は悪い魔女なのです。
悪い魔女たちがエメラルドの都を襲ってこないように、オズは偉大な魔法使いであるということをアピールしなくてはいけなくなったのです。
そのために色々考えてみんながびっくりするような仕掛けをたくさん考えました。
人をだますのは良いことではありませんが、オズのしたことは「人助け」でもありしょうがない面もあったのですね。

テレビに出てくる手品師なんて魔法使いそのものに見えますしね。
以上「魔法使い」になれるヒントの本を紹介してみました。
なんども言いますが、一番大切なのは「魔法使いになることをあきらめない」ことですからね!

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