人間関係の悩み

「自分と違う人」と仲良くなるには、「色」を「聞く」ことです。そのための本4冊の紹介です。

 

僕のクラスにすぐ集団行動を乱したり、授業中変な声を出したりする子がいるけど、あまり仲良くなれそうにないなあ・・

自分たちができるからって他の人ができるとはかぎりません。

むしろ、色んな人がいるから楽しいのですが、どうしても人は自分と違う考えや行動をする人のことは認めたがりませんよね。

 

では、今日はどうしたら「そういうことを認められるようになるかの気持ち」に変えていきましょう。

 

自分と‟違う‟人のことを考える本
  • カラフル
  • まっくろネリノ
  • ぼくとマリナちゃん
  • わたしのおとうとへん・・かなあ
なるほど なるほど!
自分と‟違う‟人のことを考えるなら
  • 人は色んな色でできている
  • 分かり合うためには「聞く」こと
  • 丸ごと全部を好きになる

人は色んな色でできている

カラフル

カラフル (文春文庫)

カラフル (文春文庫)

森 絵都
682円(11/14 05:24時点)
発売日: 2007/09/10
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『カラフル』

死んでしまった「ぼく」は天使プラプラによって生まれ変われるチャンスをもらえました。

しかし、「ぼく」には思い出さなくてはいけない罪があるみたいで、とりあえず自殺を図った少年、小林真の体を借りることにしました。

 

真として過ごすうち、「ぼく」は人の長所や短所が気になってきますが・・

そして「ぼく」の罪とは何なんでしょうか

魂

真が後輩女子の桑原ひろかと美術室で二人きりになったときのことです。

 

ひろかは自分の考えていることや行動が、正反対になってしまうことに悩んでいました。

  • きれいなものが好きなのに、時々ぐちゃぐちゃに壊したくなる。
  • 長生きはしたいけど、一日おきに死にたくなる気も起こる。
  • 優しくしたいのに、誰かをすごい傷つけたくなる。

 

ひろかはこんな自分がいやだと悩んでいますが、こんなことって誰にでもあると思いませんか?

あるある!!

 

もちろん実際に何かを壊したり、自殺しようとしてり、自分や誰かを傷つけたりすることはいけませんが、

  • 普段仲のいい友達でも「今日はなんかあんまり遊びたくないな」とか
  • 普段は部屋をきれいにしているけど、時々「わーーー!!!」って叫んで壁を叩きたくなったり
壁ドン元祖壁ドン

 

 

そんな複雑な気持ちのことを真は「それが普通」だと言います。

なぜなら、みんなそんな風に感じているから。

 

人間は1つの性格だけでできているわけではありません。

「いいところ」も「悪いところも」も「好き」も「嫌い」という正反対な感情をもっているのです。

 

この本の作者は、こんな一言では表せない人の内面、そんな人が集まってできているこの世界のことを‟色んな色の人が集まっている‟「カラフル」と表現したのでしょう。

色んな人の集まり

だから、あなたとは考え方が違ったり行動が違ったりする人はあなたにない色を持っているのです。

そして、あなた自身も自分では気がついてない色を持っているかもしれません。

自分にない色を持っている人のことを変に思ったり馬鹿にしたりするのはおかしいですよね。

 

もう一つ「色」のお話です。

まっくろネリノ

まっくろネリノ (世界の絵本)

まっくろネリノ (世界の絵本)

ヘルガ=ガルラー
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発売日: 1973/07/01
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『まっくろネリノ』

まっくろネリノは真っ黒な鳥。

兄弟たちはとてもきれいで、いつもネリノは仲間外れにされています。

でも、ある日兄弟たちが捕まってしまいました!

ネリノはもちろん助けに行き、それからみんな仲良しになりました。

ネリノの兄弟たちはネリノをいつも仲間外れにします。

なぜなら、真っ黒すぎるから。

黒い丸い鳥

だからネリノはいつもひとりぼっちです。

ネリノはきれいな色の花たちに「どうすればきれいな色になれるの?」と尋ねますが、誰も答えは知りません。

 

そして、ある日兄弟たちが捕まってかごの中に入れられてしまいました。

あんまりきれいな色だから捕まってしまったそうです。

 

ネリノは真っ黒なので、夜見えないように兄弟たちを助け出します。

それから、ネリノたちは仲良しになれました。

いまでは きょうだい いつでも いっしょ。

みんな ぼくと なかよし、いっしょに あそんでくれる。

ほらね、もう まっくろくろだって、ちっとも かなしい ことなんか ないんだ

 

もし、クラスで「普通じゃないことをする人」がいたらどうしますか?

仲間外れにしますか?

仲間外れ

ここまで読んできたあなたならもう分かるでしょう。

みんなそれぞれの色があるように、「普通」なんで誰にも決められません。

何が普通で何が普通でないのか・・・

あなたの普通が実は普通ではないのかもしれませんしね。

 

お互いの持っている色を認め分かり合って、お互いに助け合ってできることをやっていきましょう。

 

でもどうやって分かり合ったらいいの?

それを知るのにいい絵本があります!

分かり合うためには「聞く」こと

ぼくとマリナちゃん

ぼくとマリナちゃん (学校がもっとすきになる絵本シリーズ)

ぼくとマリナちゃん (学校がもっとすきになる絵本シリーズ)

くすのきしげのり
1,430円(11/14 05:24時点)
発売日: 2018/04/14
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『ぼくとマリナちゃん』

ぼくは学校でマリナちゃんたち女子グループとけんかをした。

男子と女子は絶対に分かり合えないんだ!

でも、じいちゃんがいいっことを教えてくれて、これなら仲良くなれるかな・・・

男子と女子は別の生きものだ!

絶対に分かり合えない!って思っていた僕ですが、じいちゃんがこんなことさりげなく教えてくれました。

なかよくするのに男も女もかんけいないやろ。

ただ、ほんまになかよくなるには、じかんがかかる。

みんながおもってることを、クラスでちゃんといいあったらどうや。

じぶんがいったことの2ばいは、あいてのはなしをきかなあかんのやで。

そうやって男も女もかんけいなしに なかよくなれたら、 きっとたのしいことが いっぱいあるで。

 

仲良くなる、お互いを分かり合えるには「聞く」ことが大切なんですね。

誰だって自分のことを分かってほしいとつい自分のことばかりしゃべってしまいがちになりますが、その倍以上相手のことを聞かなくてはいけません。

 

そして、絶対に「それは違う」とか「ありえない」とか相手のことを否定してはいけません。

考えてることが違うことや分からないことはもちろんあります。

それが分かったうえで、相手のことを認めるんです。

 

「自分ではそう思わなかったけど、そういう考えもあるんだ!」くらいの気持ちで。

 

この絵本では男子と女子の争いでしたが、それだけではないでしょう。

外国人でも大人でも子どもでも体が動かなくても、病気でも勉強ができなくても、ちゃんと話してちゃんと聞けば仲良くなれます。

 

仲の良い世界の子どもたち
聞くことはできた! でも、僕にない考え方って認めるのが難しいな・・・

それだったら、究極の方法があります!

この絵本を読んでみてください。

丸ごと全部を好きになる

わたしのおとうとへん・・かなあ

わたしのおとうと、へん…かなあ (児童図書館・文学の部屋)

わたしのおとうと、へん…かなあ (児童図書館・文学の部屋)

マリ=エレーヌ ドルバル
1,430円(11/14 04:20時点)
発売日: 2001/09/01
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「わたしのおとうとへん・・かなあ」

リリは弟のドードのことがとても心配です。

なぜなら、ドードはみんなと違うから・・・

ウサギのリリの弟、ドードは生まれつきの障がいのためにみんなと同じ行動ができません。

そのことが原因で「おかしい子」と思われて他の子たちからいじめられたりからかわれたりして、リリはとても心配です。

 

ある日、ふくろうのおじいさんからリリはこんなことを言われました。

「昔、のねずみの夫婦が台風の日に家を建てたが、曲がってしまった。

でも二人で建てた家だし、かわいいカーテンをつけるとステキになったから二人ともその家が大好きだった」

ドードくんも、かたむいた家とおなじさ。

みんなで、ささえてあげることは、できるがね、。

ぜったい、まっすぐにはならないよ。

だからね、リリちゃん。

いまのまんまのドードくんを、すきにおなり。

それがいちばん、たいせつなことだよ。

フクロウ博士

さすがフクロウじいさん。いいことを言いますね。

その人を認めるコツは、「その人自身を丸ごと好きになることですね」

 

  • みんなより足が遅い
  • みんなより頭が悪い
  • みんなと行動が合わない

など・・・

そういうのが全部あるのがその人なんです。

それがその人にとっての「普通」です。

 

あなたにはない色がたくさん交じっています。

 

新しい色を楽しんでみてくださいね

今日のおさらい♪

人は色んな「色」をもっている。あなたの「普通」の色は同じとは限らない。

分かり合うためには話すことの2倍「聞くこと」

その人の丸ごと好きになる

自分と‟違う‟人のことを考えるなら
  • 人は色んな色でできている
  • 分かり合うためには「聞く」こと
  • 丸ごと全部を好きになる
自分と‟違う‟人のことを考える本
  • カラフル
  • まっくろネリノ
  • ぼくとマリナちゃん
  • わたしのおとうとへん・・かなあ

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