まだ使えるけどゴミに出せばいっか!

それはもったいない!!!!
まだ使えるんならゴミに出さずに使ってあげてください!
ぼく一人がだすゴミなんてほんの少しでしょ?
あなたが出すゴミが少しでもみんながそう考えたらどうなりますか?
日本の人口が1億3000万人としたら、ものすごいゴミの量になってしまいます。

逆に言えば一人一人が出すゴミを減らせば、出るゴミもとても少なくなるということです。
どうしたらいいか、本を読んで考えてみてください。
- おーい でてこーい
- 買い物は投票なんだ
- ピノッキオの冒険
- もったいなばあさんがくるよ!
- わたしがぼくがちきゅうのためにできる10のこと
- ゴミを出す怖さが分かる
- 「もったいない!」と思う
- 自分にできることをする
Contents
ゴミを出す怖さが分かる
おーい でてこーい
台風の後にすごい大きな穴が開いていました。「おーい でてこーい」と叫んでも石を投げ入れても何も反応がありません。
人々はゴミを次々に投げ入れるようになりましたが、それでも穴は全然うまりません。
やがて地上からゴミが一つもなくなったころ、空から「おーい でてこーい」という声がして石が落ちてきました。
この後どうなるのか想像できますか?
「おーい でてこーい」の声と石の後に今まで捨てたゴミがどんどんどんどん落ちてきて・・!!
想像するだけで怖いですね!
でも、今これと同じことが地球上で起きているんです。
ゴミを穴を掘って埋めたり海に流したり遠くに運んだりして・・・あなたの家や学校のまわりなど見えるところはゴミがなくなりきれいになりました。
でも、ゴミはあなたが見えない場所に移動しただけでなくなったわけではありません。
海や川や他の場所にゴミはたまっていっています。



見えないからゴミがないと思ってますますゴミを捨てるようになると、
ゴミはどんどんどんどんたまっていって・・・
どうなりますか??
この「おーい でてこーい」のようにゴミはどんどんあふれ出してあなたのところへ帰ってきてしまいますよ!!!

『ドラえもん』にも同じような話があります!
読んでみてね!
あなたの所に帰ってくるくらい地球にゴミがあふれて地球が汚れていくとどうなるか知っていますか?

買い物は投票なんだ
ある夜にEarthおじさんは突然現れました。
おじさんは昔から地球を見てきてとても変わってしまったことをとても悲しんでいます。
とにかく、今の世の中はまだ使えたり食べられるのにどんどん捨てられてゴミになっている。
すると海や山や川に捨てられて、そこに住んでいる生きものが食べてお腹を壊したり病気になったり死んでしまうんです。


もちろん動物だけじゃなく、私たち人間の健康にも害をおよぼしてきます。
Earthおじさんはみんなの体が悪くなって、地球が汚れていくことがとても悲しいんですね。
僕ら 子どもができることって何かなあ
まずはゴミを出さないようにしようとすることですね。
1つ魔法の言葉を教えます。
「もったいない!」って口にだしてみてください
「もったいない!」と思う
ピノッキオの冒険
ジェペットじいさんはことばをしゃべる木から人形を作り、ピノッキオと名づけます。
ピノッキオはうそをついたり約束を守らなかったり散々大人たちを困らせる悪い子でしたが、ある事件をきっかけにいい子になろうと決心します。
「捨てちゃいかん。この世にあるものは、すべて役にたつんだからな」
ピノッキオはお腹が空いて死にそうです。
ジェペットじいさんはピノッキオのために皮をむいた梨をあげますが、ピノッキオは「芯なんか食べられない」と捨てようとします。
ジェペットじいさんは「もったいない」とその芯を捨てずにこう言います。
「そんなこと、わかるものか。人生には、いろんなことが起きるんだから」
実際梨の実だけでは足りなかったピノッキオは捨てられなかった皮と芯を食べてやっとお腹がいっぱいになりました。
「ほらごらん」とジェペットじいさんはピノッキオに言いました。
捨てようとしているものでも、それは何かの役に立ちます。
捨てるものが何かの役に立つなら、それだけでゴミは減りますよね。
ではもう一つすごい「もったいない」人の絵本です。
もったいないばあさんがくるよ!
もったいないことをしていると「もったいなーい」と言いながらどこからともなく現れ、昔ながらの知恵を使って、どうしたらもったいなくなるかを教えてくれるおばあさんのお話シリーズ。
もったいないばあさんはとにかく「もったいないこと」が大嫌い。
ご飯やおかずをちょっとでも残すのはもったいない!
工夫すれば魚の骨でも道に生えている草でも野菜の皮でも野菜のヘタでも全部食べられるからゴミにならない。

古くなった洋服もまだ自分で直したりぞうきんにしたり額に入れた飾れば役に立ってゴミにならない。

捨てようとしたら一回「もったいない!」とつぶやいて、何かに使えそうか考えてみてください。
地球を汚さないためにほかに何かできることはないの?
自分にできることをする
それだったらとても簡単なのに大人も子どももつい忘れてしまう「地球のためにできること10こ」を覚えてやってみてくださいね。
わたしがぼくがちきゅうのためにできる10のこと
このほんにはみんなのすんでいるちきゅうをまもるためにできるかんたんな10のことがかいてあります。
- いない時は電気を消す
- 歯磨きの時は水道を閉める
- ごみはゴミ箱にいれる
- 冬の鳥たちにえさをあげる
- お絵描きの紙は裏表両方使う
- テレビを見終わったらスイッチを消してプラグもぬく
- あきばこでおもちゃをつくる
- 近くへ行くときはなるべる歩く
- 空いた入れものには植物を植える
- ゴミを出すときは種類を分けて出す
こんな簡単なことなのに、できない大人がとても多いんですね!
子どものあなたが大人ができないことを先にやって、うんと自慢してあげましょう。
そして、大人にやってもらうように言ってください。
大人ができないことをやれる子どもってかっこいいですね!!

いかがでしたか?
まだ使えるのにゴミにしてしまう怖さが分かりましたか?
これは大人でも分かっていない人が多いので、どんどん教えてあげてくださいね!

それでは今日のおさらいです
今日のおさらい♪
- 一人が出すゴミは少なくても、みんなを合わせるとものすごい量になる
- もうゴミを捨てる場所はなくて、そのうちあなたのところに返ってくる
ゴミを減らすために
- ゴミを捨てる前に「もったいない!」とつぶいやてみる
- 何かに使えないか工夫して考えてみる
- 「ちきゅうのためにできる10」のことを毎日やってみる
- できていない周りの友達や大人がいたら教えてあげる
- おーい でてこーい
- 買い物は投票なんだ
- ピノッキオの冒険
- もったいなばあさんがくるよ!
- わたしがぼくがちきゅうのためにできる10のこと
- ゴミを出す怖さが分かる
- 「もったいない!」と思う
- 自分にできることをする