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「自分には関係ないさ」なんて気楽に構えていないで「関係ある!」という気持ちに変える本を紹介します

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お母さんに手伝って!って言われたけど、聞こえないふりして遊びいっちゃったよ~~

だってぼくには関係ないもんね!

あらら!! お母さんかわいそう!

 

そうやって困っているときに助けてあげないと、あなたが困っているときに「関係ないね」と言われて助けてもらえなくなるかもしれませんよ?

 

今回はそういう「関係ないね」の気持ちを変えていく本を紹介していきましょう。

 

「関係ないね」なんて思っていたら読む本
  • おばあちゃんをすてちゃいやだ!
  • わたしのせいじゃない
  • アリとキリギリス
  • それで?
  • バンビ
「関係ないね」なんて思っていたら考えること
  • 自分に本当に関係ないの?
  • 困ったとき助けてもらえないかも?
  • いつかとんでもないことにあったりする?

自分に本当に関係ないの?

おばあちゃんをすてちゃいやだ!

『おばあちゃんをすてちゃいやだ!』

お父さんがベッドを作り始めたので、他―リックは何に使うのかたずねました。

お父さんは村のしきたりによって、「動けなくなったおばあちゃんを砂漠に捨てる」と言うのです。

タ―リックは言いました。

「それなら僕がお父さんを捨てに行くときのために、ベッドの作り方を教えてよ」

お父さんはタ―リックに謝り、それからは村ではお年寄りも最後まで楽しく一緒に暮らせる村になりました。

人というものは自分の身にふりかかってくるまでは、その重大さに気がつかないものです。

そして、いざふりかかってきたらもう手遅れ・・・ということもしばしばあります。

 

 

 

お父さんも「いつかは年を取って動けなくなって砂漠に捨てられること」は自分には関係ないことだと思っているのでしょう。

でも、いざ自分が捨てられるときになったらどう思うのか・・・

 

 

いくら村のしきたりとはいっても、自分がその時になったらどう思うのか・・を考えると怖くてお年寄りを捨てに行くなんてできませんよね。

 

これはパキスタンのお話ですが、日本にもお年寄りを山に捨てる「うばすて山」というお話があります。

 

内容は若干違いますが、まだ子供だから関係ない って思っているようだったら一度読んでみてください。

 

わたしのせいじゃない

『わたしのせいじゃない』

一人の男の子が泣いています。

「いつ始まったのか知らない」「みんなたたくからひとりでは止められなかった」「あの子が変わってるのよ」

とにかく「わたしのせいじゃない」が次々とくり返されます。

ここに出てくる「わたしのせいじゃない」と主張している子どもたちは、自分には「関係ない」と思っているんでしょうね。

 

でもいつあなたに関係してくるかなんて分かりません、

いじめなんていつ誰がターゲットにされるのか分からないんだし。

 

その時に、クラス中で「わたしのせいじゃない」なんて言われたらどんな気持ちがしますか?

 

誰も守ってくれないし、謝ってもくれない。

ちゃんと叩いた人もいるし、悪口を言った人もいるのに・・・

 

 

さっきの『おばあちゃんをすてちゃいやだ!』もそうですが、いじめをなくすには(さっきのは老人いじめ)「自分がいじめられたらどう思うか」だと思うんです。

そう思うようになれば、相手の気持ちを考えるようになり、いじめなんてできなくなるはずです。

 

PS. この絵本の最後に戦争関連の白黒写真が何点か載っていました。

  • お腹を空かした子どもや傷を負った子ども
  • 戦争に行かなくてはいけない子ども
  • 戦争によって油まみれになった鳥

 

 

これらの写真を見て、あなたはどう思いますか?

「かわいそうだな、でも遠い国のことだし関係ないや」
「国の政治が悪いのよね。でも、日本は平和だから関係ないね」

 

でもいつまでも無関心では、いつかあなたにもこんな未来が待っているかもしれません。

 

誰かのせいにして自分は何も動かないのではなく、小さくてもいいのでできることを始めてみましょう。

 

戦争を止めるなんて大きすぎて無理無理!って思ったらそこで終わりです。

探せば戦争の国にいる子どもたちのための募金や支援ができる所はたくさんあります。

そして、クラスのケンカやいじめを止めるなど身近な争いを止めてみてくださいね。。

 

「いじめられている子に何もしてあげれない」と悩んでいるのは君だけじゃない。どうすればいいか本を読んでたくさん考えてみて!「いじめられている子に何もしてあげれない」とは小学生ならだれもが思うでしょう。具体的な行動を起こせなくてもいい、せめてその子の気持ちを考えてどうしたらいいのかを本を読んで考えてみてください。...

困ったとき助けてもらえないかも?

アリとキリギリス

『アリとキリギリス』

冬に備えて働き者のアリは毎日せっせと食べ物を巣に運んでいました。

それに引きかえ、キリギリスは「俺には関係ないことさ」とアリの忠告も聞かずに毎日遊んでばかりいました。

冬が来てアリが食べ物を食べているとキリギリスがやってきて「食べ物を分けてもらえませんか」と訪ねてきます。

アリは「夏の間に遊んでいた罰だよ」とピシャリと戸を閉めてしまいました。


自分に関係ないと思って遊んでいたら、いざという時にはとても困るという典型的なお話ですね。

 

 

アリはキリギリスに「冬になったら餌がなくて困るよ」と忠告してくれていました。

ところがキリギリスときたら自分には関係ないとアリの忠告を無視して遊んでばっかりいました。

 

なので、いざ食べ物がなくてめぐんでくださいとお願いしても、アリは助けてくれなかったのです。

だから?

『だから?』

ビリーの口ぐせは「だから?」

 

ビリーのパパが楽しませようとありとあらゆる楽しいことをしても喜びません。

「だから?」で終わりです。

 

世界で一番腹ペコなトラを見せてあげても「だから?」

 

この後ビリーに悲劇が!

ビリーはトラに食べられてしまいました!!

「パパ助けて!ぼくはここだよ」

 

パパは一言

「だから?」

 

少し後味が悪くてほんとに子どもの絵本?って気もしますが、ビリーみたいな人の気持ちを考えない悪ガキにはこのくらいの刺激があった方がいいんですかね。

救いはビリーがトラのお腹の中でまだ生きていることです。

 

『アリとキリギリス』と同じように、普段から人の好意に無関心で「だから?」なんてかわいくないことを言っていると、いざというときに助けてもらえませんね。

 

いつかとんでもない目にあったりする?

バンビ

『バンビ』

小鹿のバンビが森の中で仲間と出会い成長していきます。

同時に、銃を持った人間の恐怖や自然の中で孤独に生きることの大切さも学んでいくのです。

 

【『バンビ』はこちらのブログにも書いています】

[blogcard url=”https://www.meigen-torisetsu.com/bambi/”]

 

 

バンビにはコーボとファリーネという兄妹の友達がいます。

 

ゴーボは一時期人間に飼われたことがあって、その時の人間が優しかったことから人間の恐怖をあなどっているところがありました。

 

 

バンビの住んでいる森にある草原に出るときには十分注意をしなくてはいけません。

なぜなら銃を持った人間に狙われるからです。

 

 

ところがゴーボは人間に慣れている分、バンビたちの忠告を聞きません。

 

「危険は君たちにだけあることで、ぼくには関係ないんだ!」
「危険、それがぼくにとってどうだって言うんだい?」

 

などと警戒もせずに草原に出て行って、後ゴーボは銃で撃たれて倒れました。

 

バンビたちが「人間たちは危ない、怖いものだ」と教えてくれていたのにゴーボは「関係ない」と聞かなかったからです。

 

自分には関係ない、大丈夫だと思っているといつかとんでもない目にあうということでした。

 

いかかでしたか??

自分には関係ないと思っていることはいつかあなたに関係してきます。

 

だから関係ないと思わずに常に「自分のこと」だと考えてみるようにしてください。

とてもよくわかったよ!これからはお母さんのお手伝いもするね!

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