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「これくらいなら大丈夫と決まりを守らないとどうなるか」を教えてくれる本を読んで勇者になろう

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この前、道路を横断歩道じゃないところで渡っちゃったよ。

車もいなかったし大丈夫だろうって!

「入るな」って書いてあると入りたくなっちゃうんだよね。

危ないこともなかったし、ちょっとくらいなら大丈夫だよね?!

 

まあ、確かにいちいち横断歩道まで歩くのはめんどくさいし、ぱっと道路を渡ることはあるかもしれないですね。

それに「入るな」とか「触るな」と書かれていると余計触りたくなるのも分かります。

 

でもやっぱり、禁止されていることはちゃんと理由があるので決まりは守った方がいいですね。

どんな理由があるの?!

 

それはやっぱり危ないから!

大丈夫だと思っていてもどこで危ないことが起きるかはわかりません。

そして、決まりを守らないとこんなことが起きると言う本を読んでみてください。

決まりを守らないときに読む本
  • やまなしもぎ
  • 11ぴきのねこ ふくろのなか
  • 透明人間のくつ下
  • おたまじゃくしの101ちゃん
  • としょかんライオン

 

この本を読むとこんなことが分かった!
決まりを守らないと起こること
  • 自分に悪いことが起こる
  • 他の人にも悪いことが起こる
  • どうしても決まりを守れない時もある

自分に悪いことが起こる

やまなしもぎ

『やまなしもぎ』

3人の兄弟(太郎、次郎、三郎)は病気のおかあさんのために沼に生えている「やまなし」と取ってこようと思い、太郎から出かけました。

太郎は途中で会ったおばあさんの頼みも聞かずに、行くなと言われた道を行き、上るなと言われた枝に上ったため沼の主に食べられてしまいました。

次郎も同じように言うことを聞かなかったので沼の主に食べられてしまいました。

三郎だけはおばあさんの頼みを聞いて言いつけを守ったので、やまなしをとることができ2人の兄弟を助け出してお母さんも元気になることができました。

太郎も次郎もせっかく「そっちに行ったら危ない」から行くなと言われた道を行ってしまい沼の主に食べられてしまいました。

 

では太郎と次郎は三郎よりも勇気があったのでしょうか?

 

強くて大丈夫だと思って行ったから、勇気があるんじゃない?

 

本当に勇気がある人というのは、「自分がいちばん強いから何も人の言うことを聞かなくても大丈夫だと思っている人」のことではありません。

 

むしろ、三郎のように「自分は弱くて何も知らなくて怖いからちゃんと人の言うことを聞いて慎重に行こう」というような人が勇気がある人です。

 

「自分は強いから、お母さんや先生の言うことなんか聞かなくても大丈夫!」なんて思っていませんか?

そう思って勝手なことをしていると、事故にあったりして痛い思いをすることになりますよ。

11ぴきのねこ ふくろの中

『11ぴきのねこ ふくろの中』

11ぴきのねこたちはハイキングに出かけました。

たてふだに書かれた「花をとるな」「橋をわたるな」「木にのぼるな」という禁止されていることを次々に破ってしまいます。

すると大きな袋を見つけ、その横には「ふくろにはいるな」と書かれた紙があったので、11ぴきのねこたちは袋に入っていきます。

すると大きな怪物「ウヒアハ」があらわれて袋をしばって、11ぴきのねこたちをお城に連れていって働かせます。

牢屋に入れられた11ぴきのねこは知恵を出し合ってウヒアハを逆に捕まえます。

 

そして11ぴきのねこは帰り道はきちんとルールを守り、花をとらず道路も横切らずちゃんと歩道橋を渡って帰っていきました。

「入るな」って言われると入りたくなっちゃいますよね。

これは、そういうことをしていると危ない目にあうよというお話です。

 

11ぴきのねこも禁止されていることをしたために、危ない目にあいました。

 

でも、反省して帰り道はちゃんと道路を横切らずに、歩道橋を渡って帰りました。

「わ、た、る、な・・」

おお!11ぴきのねこ、どうろなんか わたらない。 だって ほら、 こちらに ほどうきょうが あるんだもの。

他の人にも悪いことが起こる

透明人間のくつ下

『透明人間のくつ下』

イギリスのとある街にひっそりと建っている「リトル・ホラー博物館」にチャールストン・ロード小学校の子ども達がバス遠足で訪れます。

「リトル・ホラー博物館」に展示してあるものはちょっと変わったものばかり。

  • 吸血鬼の牙
  • オオカミ男の毛
  • 透明人間のくつ下
  • ミイラ男の包帯   などなど・・・

「絶対に展示してあるものに触ってはいけません。触ったら恐ろしいことがおきます。どうなっても知りませんよ」

というはり紙があるのに、子どもたちは触ってしまいます。

 

しかも、子どもだけではなく先生たちも・・・

次の日から、触った子どもたちと先生は恐ろしいモンスターに変わってしまいます。

ああ 彼らはちゃんと元の人間に戻れるのでしょうか?

『透明人間のくつ下」はちょっぴり怖いホラーですが、ユーモアも多くてとても読みやすいお話です。

それにしても、「透明人間のくつ下」と書かれたプレートだけ置いてあれば本当かどうかつい触りたくなりますよね。

 

これはお話ですが、実際の博物館や美術館といった場所で「触っていけない」という決まりはちゃんと意味があります。

 

それは「触ったら壊れるかもしれない」からです。

もし、あなたが触って展示物が壊れたらどうしますか?

あなたのおこづかいで払えるものではないし、お父さんお母さんにいっぱい叱られてしまいますよ。

そして、お父さんお母さんは館長さんにいっぱい叱られてしまいます。

 

何より、その展示物をお客さんが見ることができなくなって、悲しい思いをします。

 

最近は触ってもいい展示物のある博物館や美術館もありますが、ちゃんと確認してから触るようにしましょう。

 

そうだね!きをつける!

おたまじゃくしの101ちゃん

『おたまじゃくしの101ちゃん』

まいごになったおたまじゃくしの101ちゃんを、お母さんカエルは探しに行きます。

ざりがにとみずかまきりに襲われ、お母さんは気絶して101ちゃんは他の100匹の兄弟のところへ助けを呼びに行きます。

みんなで協力してお母さんを助けて、お母さんは無事元気になりました。

101ちゃんはお母さんのいうことを聞かずに、お母さんのそばから離れて遊びに行ってしまいました。

その結果、ザリガニに捕まってもう少しで食べられるところでした。

しかも、助けに来たお母さんも危ない目になって気絶させてしまいました。

 

お母さんの言うことを聞かなかったからです。

 

言うことを聞かずに悪いことがおきるのは自分だけでなく他の人にもあることをしっかり覚えておきましょう。

 

お母さんとか友達が危ない目にあうのはすごい嫌だ!

 

でもさ、どうしたって決まりを守れない時もあるんじゃない?

 

そういうこともあるかと思ってこのお話を紹介します。

どうしても決まりを守れない時もある

としょかんライオン

『としょかんライオン』

いつも静かな図書館に、大きなライオンがやってきて、みんな大あわてします。

でも図書館のルールを守るお行儀のいいライオンは、すぐにみんなと仲良しになります。

ところがある日、ライオンは図書館のルールを破ってしまい、図書館に来なくなってしまいます。

 

ライオンはどうしてルールを破ったんでしょうか?

そして、どうやってライオンはまた図書館に来ることができるようになったんでしょうか?

[blogcard url=”https://www.meigen-torisetsu.com/librarylion/”]

 

図書館の決まりは2つあります。

  • 走らないこと
  • 大きな声を出さないこと

この2つの決まりを守ることができるなら、ライオンでも誰でも図書館にいることができます。

 

ライオンが図書館に来たときはみんなびっくりしました。(そりゃそうですよね)

 

でも、図書館長のメイウェザーさんはライオンを追い出そうともせずにこう言いました。

「で、そのライオンは としょかんのきまりを まもらないんですか?」

 

いいえ、ライオンはとても大人しく図書館の決まりを守っています。

なので、メリウェザーさんはこう言います。

「それなら そのままにしておきなさい」

 

ライオンは図書館のお姉さんのお話を静かに聞いていました。

でも、お話が終わるともっと話してほしかったライオンは大声を出してしまいました。

メリウェザーさんは「大きな声を出すなら出て行ってもらいます」とライオンを叱ると、ライオンはちゃんと反省します。

 

それからライオンはお話会の前に本棚の掃除をしたり子どもたちに本をとってあげたり色々お手伝いをするようになり図書館の人たちの人気者になっていきました。

 

 

ある日、メリウェザーさんが踏み台に乗って本を取ろうとしたら落ちて倒れてしまいました。

ライオンは図書館で働いているマクビーさんのところまで走って行き、大声を出して助けを求めました。

 

そして、ライオンは図書館から出て行ってしまい、それっきり来なくなってしまいました。

 

ライオンはどうしてもう来なくなったんだろう?

 

図書館の決まりを破ってしまったと分かっているからですね。

 

でもメリウェザーさんはライオンを許しました。

「たまには、ちゃんとしたわけがあってきまりをまもれないことだって あるんです。いくら としょかんのきまりでもね。」

 

マクビーさんはライオンのことが心配である言葉をかけました。

次の日からライオンは図書館に戻ってきて、みんな大喜びでした。

 

マクビーさんはなんて言ったの?!

 

それは本を読んでみてください。

 

ここで言いたいのは、「決まりをまもれないときもある」ということです。

 

メリウェザーさんが倒れているのに、走っちゃいけないからそ~っとゆっくり歩いて小声で知らせたりしていたらもしかしたら間に合わなくなるかもしれません。

こういう緊急事態では決まりを破ってもいいから誰かに知らせに行かなくてはいけません。

それだったら許してもらえます。

もちろん、後で謝った方がいいですけどね。

 

「決まりだから絶対に守らなくてはいけない」と思わずに、その時に合わせて行動することも大切です。

倒れている人がいるのに、決まりを守ってのんびりしてるのはだめだね!

その場にいたら自分でできることを考えてみるよ!

 

今まで「これくらいならいいや」と思って守らなかった決まりをこれからは守る気になったでしょうか?

あなたが守れば、友達も守ります。

 

決まりを守らないのは勇気がある人ではありませんよ。

周りからからかわれてもしっかり決まりを守れる人が勇気があるんです。

 

勇気がある人、かっこいいですよね☺

 

それでは今日のおさらいです。

今日のおさらい♪

決まりを守らないときに読む本
  • やまなしもぎ
  • 11ぴきのねこ ふくろのなか
  • 透明人間のくつ下
  • おたまじゃくしの101ちゃん
  • としょかんライオン
この本を読むとこんなことが分かった!
決まりを守らないと起こること
  • 自分に悪いことが起こる
  • 他の人にも悪いことが起こる
  • どうしても決まりを守れない時もある

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