テストでいい点を取ろうと思って、頑張って勉強してるけど結果はさっぱり・・・
やっぱり僕は頭が悪いんだ・・
これ以上やっても無駄そうだから、もう勉強やめよっかなあ・・・

がんばってるみたいですね!!
毎日一生懸命がんばっていても、その成果がすぐ出ないことはよくあることです。
じゃあ、今回はそんな頑張っているけど成果が出ない人が気持ちを変える本を紹介してみましょう!
もう頑張っているのだから、いまさら頑張れとは言いません!
- アルプスの少女ハイジ
- 頭につまった石ころが
- よかったね ネッドくん
- ドン・キホーテ
- あきらめたら神様にも忘れられてしまう
- 好きなことなら成果が出なくても気にならない
- 悪いことばかりは続かない
- とにかく強い想いをもつ

Contents
あきらめたら神様にも忘れられてしまう
アルプスの少女 ハイジ
両親を亡くした少女、ハイジはアルプスの山に住むおじいさんのところに預けられます。
少年ペーターの家族や動物たちとのびのび明るく生きるハイジでしたが、お金持ちの家の娘クララの話相手として引き取られることになりました。
ここでも明るくふるまうハイジでしたが、だんだん山が恋しくなりホームシックになっておじいさんのところに戻ることになります。
しばらくして、クララたちが山にやってきますが・・・そこである奇跡が起きます。
ハイジは山からフランクフルトにあるお金持ちのゼーマンさんの家に引き取られました。
ゼーマンさんの家には足の病気で立てない少女、クララがいてハイジはクララの話し相手にと引き取られたのです。
クララはハイジより少し年上ですがハイジの無邪気な行動をとても面白がり、二人はすぐに仲良くなることができました。
ハイジは山の生活とは違った新しい生活をとても楽しんでいるように見えました。
しかし、クララのおばあさんにはハイジが心から幸せであるようには見えませんでした。
なぜなら、目が前よりキラキラしていなかったからです。
おばあさんはハイジにたずねました。
ハイジは言いました。
クララのおばあさまはこう言いました。
神様がすぐ願いを叶えてくれないのは、もう少し後にしたほうがあなたのためになるからと思っているからですよ。
神様はちょうどいいタイミングであなたの願いを叶えてくれるのです。
でも、お祈りをしなくなったら、神様はハイジのことを忘れてしまいますよ。
それでもいいんですか??
ハイジは神様に謝ってまたお祈りをすることにしました。
するとどうでしょう。
ホームシックにかかって病気みたいになっていたハイジは山に帰りおじいさんに会うと、たちまち元気になりました。

そして、ハイジに会えなくて寂しがっていたペーターのおばあさんを喜ばせることができ、美味しいパンもたくさん食べさせてあげることができました。
ハイジは心から幸せでした。
神様はやっぱり私たちの考えることよりもずっといいことを考えてくださっているのね。
あなたはどうしても叶えたい願いがあるときなんか神頼みをしてませんか??

一生懸命努力してもなかなか成果につながらないことはたくさんあります。
でも、その成果がでるのは‟今”ではないのでしょう。
明日かもしれないし、明後日かもしれない。
もしかしたら一年後になるかもしれない。
成果はあなたの一番いい時に出るようにできています。
でも、成果が出る前にあきらめてしまったら神様に忘れられてしまい、永久に成果は出ません。
好きなことなら成果が出なくても気にならない
頭につまった石ころが
私の父は子どものころから石を集めていました。
「石じゃあ、金にならんぞ」と周りの人たちから散々言われてきましたが、父は他の仕事をしながらもずっと石の研究をやめませんでした。
そして、石の専門家として博物館の管理人から館長になることができました。
父ほど幸せだった人は他にはいません。
この本を書いた人のお父さんは「石の博物館」の館長さんになることができて、とても幸せな人生を送ることができたそうです。
でも、お父さんの夢は「館長になる」ことはではなく、ただ好きな石に囲まれて暮らしたいということだけでした。
それがたまたま人に認められて仕事になっただけで、お父さんは石に囲まれていればそれだけで幸せだったのです。

その夢を叶えるのに、お父さんは周りの人から馬鹿にされたり陰口を言われたりしても気にせずに石を集め続けてきました。
その原動力はなんだったのでしょう?
それはただ一つ。
石が大好きだっただけです。
お父さんにしてみれば、成果が出ないことに大変だとか苦労しているとか辛いことをしているという気は全くありませんでした。
なぜなら大好きなことをしているだけだから。
あなたも好きなゲームがなかなかクリアできなくてもやめたくならいでしょう?

むしろ、頑張ってクリアしようとますまる挑戦したくなるはずです。
お母さんが何と言おうとも・・・
お父さんもそれと同じです。
あなたが頑張っていることはもしかしたらそれほど好きではないことかもしれません。
世のなかは好きではないことも頑張らなくてはいけない時もあるので、そういう時は楽しい部分や好きになれそうな部分を探しながらやってみてはどうでしょうか。
【『頭につまった石ころが』についてはこちらでも書いています】

悪いことばかりは続かない
よかったね ネッドくん
ネッドくんはびっくりパーティに招待されました!
でも大変! パーティは遠い場所でやるんだって!
良かった!友達が飛行機貸してくれて!
でも大変!飛行機が途中で爆発しちゃった!
良かった!パラシュートがあって!
でも大変・・・・!
ネッド君はパーティに招かれました。
でも、なかなかパーティ会場にたどりつけません。

飛行機が壊れたり、海に落ちたり、ライオンに襲われたり・・・
でも、ネッド君はパーティに行くのをあきらめませんでした。
なぜなら、悪いことばかりは続かないと分かっていたからです。
悪いことがあっても、この後はいいことがあると分かっていたので、パーティ会場までたどり着くことができました。

なかなか成果が出ない時は、あなたにとっては悪い時期です。
【『よかったね ネッドくん』についてはこちらでも書いています。】

とにかく強い想いをもつ
ドン・キホーテ
『ドン・キホーテ』
いい年をした主人公が騎士道物語に憧れすぎてに自分を本物の騎士だと思い込み、ドン・キホーテと名乗るようになります。
世直しの旅とやせた馬に乗りながら出会う人を戸惑わせながら突進していく物語です。
ドン・キホーテはとにかく自分の思いに忠実です。
人の迷惑を考えない(気がつかない?)ところはありますが、彼の良いところはぶれない強い信念です。
自分は立派な騎士であり、名前を「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と勝手に改めて、世の悪人どもを征伐しなくてはいけないという強い信念をもちました。
家にあったぼろぼろの鎧兜を身にまとい、そこら辺にいたやせ馬に「ロシナンテ」と名付けて、近所のサンチェ=パンサという男を口説き落とし家来として同行させ、二人は旅に出かけます。
ドン=キホーテは”正義感の強い立派なさすらいの騎士”であるので、出会う人や建物をすべて騎士道に結び付け正義のもとに行動をし続けます。

- 粗末な宿屋をりっぱな城だと思い込んで、宿の主人たちは騎士に仕えるものだと色々命令させ、宿賃は払わない。
- 風車を大男と思い込んで戦いを挑み、見事に”敗北”する。
- 修道僧の後ろにたまたまいた貴婦人が連れ去られると勘違いして、修道僧に襲い掛かる。
- 羊とやぎの大群がたてた砂ぼこりを軍勢だと思い込んで、羊飼いたちに戦いを挑んで大けがを負ってしまう。
- 傷がすぐ良くなる薬を自作して、かえって体調を悪くしてしまう。
- 床屋の主人が持っていた金ダライを”金の兜”だとして奪い取る。
- 囚人たちを訳の分からない理由で解放して、パンサともども衣服を奪われてしまう。
これだけのトラブルがあっても信念を曲げずに突き進めむドン・キホーテの強い精神は見習うものがありますね。
【『ドン・キホーテ』についてはこちらのブログでも書いています】

以上、なかなか成果が出ない時に読んでみるといい本を紹介してみました。
これで気持ちも変わりますよ!!
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